近江路走行記

休日はカメラを持って散歩、時々サイクリングです^^。

おいでやす

ようやく晴れた休日の朝。

何処かに出掛けたい、でも人混みの中では疲れる。

求めているのは癒しの時間。

ならば静かな時間と空間、古い歴史の中でのんびりしたいと感じ車を走らせました。

向かった先は野洲市にある「兵主大社

此処は地元(まだ心は坂本・・・)の日吉大社と縁がある場所で何故か不思議な繋がり

を覚え行ってみることに。

長閑な田園を横に見ながら野洲川を越える^^

9時に到着、誰も居ないだろうと思ってたら一人カメラを持って撮影している方が

いました。 ネットで調べ観光スポットとして紹介されていたので時間が過ぎれば

訪問される人が多いのかな?

門をくぐり、振り返った所で本日のウェルカムショット、表よりも緑が重なるこっちの方が

素敵に思えたので・・・^^;

此処の手水舎は亀、神様が亀に乗り日吉大社から琵琶湖を渡り鹿に乗ってこの地に来た

そんな云われがあるようで、とてもロマンがありますね^^

カメラをOFFにし暫くは境内の空気、日差し、流れる気のようなものを五感で感じます。

何かを感じる、そんな事は無いのですが目を閉じてみると何処か落ち着く。

誰も居なくなり一人だけの時間、何故なのかどうしてなのか、生活の不安や悩みを一時

だけでも忘れることが出来る。

園庭に入り自分の目にカメラのレンズを重ねシャッターを切りました。

歴史ある園庭、名勝と言われるだけにとても美しい・・・

池を中心に周回する散歩道、中島と石橋、ツツジもまだ綺麗に咲いてるものもありました。

今日は言葉が浮かびません。

添える言葉を浮かばせながらシャッターを切る事が多いのですが、何も考えず

此処で撮ろう、そう感じただけでした。

頭が心が空っぽになる、今日、私が望んだ事を叶えられたその喜びだけがありました。

立派で歴史ある建物が歴史ある自然に囲まれる。

最新でも無い、デジタルでも無い、それでもこれから先、永遠かもしれない時間の中でで

これからもずっと残されていく。

私が旅立っても、私が生まれるずっと前に生まれたこの場所は変わらない

積み重ねや継続は偉大だと思います。

気が付けば3周程歩いてました。

初めて来たから、そんなこともあったのかな、常に新しい景色が目の前に広がり

落ち着く、和む、癒される、

狛犬に布が巻かれてました。

なんだろうと、聞いてみたら「足腰の悪い部分と同じ所に布を巻き御利益を得る」だそうです。

神殿を守る狛犬、それに御利益を信じる、いやいや素敵な事過ぎです^^

フォトコンテストが開催されてようで素晴らしい写真が飾られていました。

同じ写真は撮る事は出来ませんね、気持ちが入ってるからこれも一期一会です。

良い写真を撮る、それだけでは足りない何かを持った方なんだなと。

今月の5日には祭りが行われ、賑やかなそして力強いそんな雰囲気に包まれるんだろうな

今回花手水を見ることは出来ませんでした(時間が早かったのかな・・・)

紅葉のシーズンもとても素敵な所なんだろうと思います。

でもそれよりも何故かとても落ち着く・・・

近くに古民家カフェもあるようなのでまた来たいと思います^^