適度な緊張感があるといつもは朝寝坊な自分が5時に目が覚めました。
まだ外は暗く夢の中の人も沢山いるはず。
でも今日は早朝から心が熱くなる方達がいて、その姿を写真に収める為に
マイアミで開催されたシクロクロスを観に行きました。
まだ日が昇ってそれ程時間が過ぎておらず吐く息も白くなる中、試走の段階で皆さん本気モード。
しばらく見てましたが走行ラインと走るか乗るかの見極めをしているようで、既にレースは始まっていました。
馴染みの音楽が聞こえ、スタート地点から深い砂のエリアに選手達が飛び込んで来ました。
観ている方も気持ちが熱くなり夢中でシャッターを切る。
誰が何位なんて全然分からないけどそれは結果であり後から付いてくるもの。
コースを走る今が一番面白いです。
「水の中を走らないで、芝生で自転車に乗らないで」ルールとマナーを守りながら
前へ前と進むシクロのレースです。
自分が出た時は水辺の固い部分を乗って走ってましたが今は駄目になったんでしょうか?。
周回を重ねるごとにラインが固定されてくるようですが、前を抜くには敢えて苦しい場所を走らねばならず、体力と頭脳を使う戦略は決まれば最高に楽しいのでしょう。
でも選手の本当の敵は相手では無くこのコースなのかもしれません。
私的にこのロスマンズ風のジャージはカッコ良かったです^^。
乗る人押す人。
手が届きそうな場所でレースをされています。
巻き上げた砂は脚力のバロメーターで見る側に強烈な力強さを感じさせてくれます。
レースが終わり誰が優勝したのかは分かりませんが、選手が来なくなったので
戦いは終了したのだと、同時に自分にマイアミシクロも終了。
いつしか寒さも感じなくなり、走ってもいないのに喉が乾いてました。
この方も今夜はジャージにプリントされてるビールを美味しく飲んでいるのでしょう。
今回思ったのは見る側だけでなく走るのも面白いかもです。
もちろんレースは出来ませんが、試走で実際にコースを体験するだけも良いなと。
高価な自転車を用意する必要もありませんしね。
こそっと撮影するはずが偶然にも駐車場で出会ってしまった青い彗星さん。
希望が丘戦は見に行けないのでまた来年のシクロで会いましょうね^^。