近江路走行記

休日はカメラを持って散歩、時々サイクリングです^^。

春の石山寺

長い連休が始まりました^^

詰め込むとしんどいし、遠方は混むしで予定はあまり考えてませんが

桜の季節に訪れなかった石山寺、新緑も綺麗だろうと思い行ってみました。

週末に駐車場はいつも一杯でしたので今日はバスで移動。

少し肌寒い朝からのスタートです^^

藤の花が見頃になってました。

生憎の曇り空で日の光に照らされる姿は見る事が出来ませんでしたが、それでも

季節の色は鮮やかです。

女性を象徴すると言われる藤の花、とても優しい感じがします。

その姿に酔うのは人だけでなく昆虫も同じようで、クマバチが蜜を求めて沢山いました

近寄っても逃げる事無く食事に夢中・・・

どんな味がするんだろう?、人の味覚では理解出来ないものなんでしょうね。

境内は緑の色で塗り固められてました。

もちろん、色づく花も沢山あったのですが、今は主役を新緑に譲り「元気?」って言葉が

添えられる気がします。

外国の方も多く、日本の古寺に異国の言葉が飛び交うのは面白いものでした。

何を語っているのかは分かりませんが、私達と同じ気持ちであるのだろうってそう

思いました。 

石山寺

その名の通り巨大な石がありその上に歴史が建てられています。

訪問は2回目だったかな、とても急な階段を上る必要があり、参拝するには

体力も足腰の健康も必要、それでも高齢な方も居て、参拝する気持ちが大事

気持ちがあれば身体も動く・・・のか?

大河ドラマでも有名な紫式部の姿。

当時は写真の技術は無く独特な風貌で描かれる姿での彼女しか分かりませんが

実際はどんな表情で言葉で思いで源氏物語を執筆したのかなと。

原本は世に存在せず写本により歴史として残されている「源氏物語

私は以前に「あさきゆめみし」を漫画で読んだぐらいかな。

もう覚えてませんがまた機会があれば読んでみたいです。

月見亭より新緑を眺めてみました。

ここから古代の人は月明りを浴び、夢を感じてたのかと。

デジタルでは得られないまた別の感性が生まれて、古いけど新しいものが此処にある。

夜に一人で月を眺めたらどんな気持ちになるんだろう。

年齢を重ね身体は古きものになっていきますが、その中に今迄見えなかったものが

新しく入ってくる、不思議な気分になりました。

「光る君」、大河ドラマのイベントも開催されています。

演じる役者さんのサインやドラマに対する思い等が展示されていました。

ダイジェストでこれまでのあらすじが映像として流れていて、まだまだ話は続きますが

物語が終わった時にもう一度見返すのも良いかも。

先月まひろさんが石山寺に来ていたようです。

私はどちらかといえば黒木華さんが好みです・・・^^

お昼を過ぎたので近くの蕎麦屋に入りました。

少し待ち時間がありましたが、落ち着く雰囲気の店内で蕎麦を頂きます。

シンプルにもり蕎麦を注文。

蕎麦の風味は正直あまり強く感じませんでした。

出汁もシンプル、言い方を変えれば「優しい味」です。

細身でコシがあり美味しいのですが、蕎麦を食べに来る、その目的では来ないかな

逆にその味がちょっとお昼に蕎麦でもの気軽さを貰える感じがしました。

蕎麦よりもこのだし巻きがメインかも^^

とても美味しく頂きました。

最初は何もつけずそのまま食べて、次に大根おろし、次に醤油を付けてと。

拘りもあるのでしょうが、とにかく優しい家庭の味に近い風味でした。

これでお酒も良いかもね^^

最後は苔の写真です。

色鮮やかな花を撮影するのも楽しく、また派手では無いけど派手?そんな形を

レンズに収めるのも面白いです。

花の寺でもある石山寺

週末の賑やかな雰囲気だけでなく、落ち着いた静かな空間でも良いかなぁ

また来たいと思います^^