坂本に帰る用事があったので、今年もまた桜を見に行きました。
比較的朝早くに到着したのですが既に駐車場は満車状態。
何とか入れたのですが、暖かくなると皆さん行動が早くなりますね。
住んでる土地は離れましたが、心はまだ地元。
まだ懐かしいとは思えず、目の前に広がる桜色を目とレンズで追いかけました^^
参道に行く前に一枚、古き歴史ある建物と歴史を毎年繰り返す桜。
この建物の歴史は知りませんが、もうこの世にいない方達も此処で桜の美しさに
魅せられていたのかと思うと、何代も続く、伝えなければならない想いがあるのかなと。
雨は降ってなくて晴れてはいたのですが、午前中は雲が広がる空。
眩しい日差しを受けての姿は見る事が出来なかったけど、華やかな舞台で無く
ひっそりと、でも凛としている桜の花に強さを感じました。
毎年必ず花開くのは優しさだけでなく、桜の持つ志であるのでしょうね。
参道からは琵琶湖を眺める事も出来ます。
歩き慣れたこの道は、春の桜、秋の紅葉と季節の醍醐味があります。
長く斜度がある道ですが、その分のんびりと歩く事が出来て、色んな見方で風景を
人それぞれに切り取り、記録と記憶を残してくれます。
道を挟んで右も左も桜。
来週には山王祭りが行われます。
地元の有名なお祭りですが、その祭りを終える頃に桜も今年を終えてしまいます。
力強い祭りですが、散りゆく桜の花の中で少し寂しさを感じる時もありますけどね。
もちろん、その後は新緑の季節。
人の気持ちと違って季節は落ち込んだり嘆いたりしませんね。
常に前へ前へ進んで行きますね。
色を重ねるのもまた面白い。
桜の種類は100以上のものがあり、桜って言葉一つでまとめられないそれぞれの
色や形がありますが、知識の無い私はウンチクを言うよりも、ただ見てる
それだけで良いです^^
三色団子・・・に見えます?^^
桜の花言葉は調べれば色々と知る事が出来ますが、どれもが静かな気持ちであると
感じました。
見る人を毎年虜にする桜の花は優美であり繁栄や豊かさであるけど
とても冷静な気持ちを持つ
春を楽しみに待つこちらの情熱とは違う桜の思いに情熱だけでは・・・とね
家族で記念撮影されている方がいました。
お子さんを抱いているのですが、この子供さんも成長して大人になれば
同じ桜の木の下で今度は自分の子供と記念に写真を撮るのでしょうか?
その時にまた、大切に育ててくれた両親の想いを感じるんでしょうね。
さて、撮影を終えた後は家に向かい掃除と整理
日差しはそれ程でも動くと暑い。
最近の春は足早ですねぇ、もう少しのんびりとしてくれてても良いのに・・・